目次
ミライAIを導入する前に御社が抱えていた問題をお聞かせください。
会社設立時の電話対応を専任にせずランニングコストを抑えて運用するにはどうするか
弊社は2023年5月に設立しました。設立前から電話対応に関して、専任の人員を割くことができないのでどうしたら良いかと考えていました。電話代行サービスを依頼することも検討しましたが、スタートアップ早々での着信が日々多くはないと見込まれていましたので、ランニングコストが掛かることが懸念点でした。そこで、何か良い解決策はないかと設立前から考えていました。
選定の決め手になったポイントは何でしたか。
柔軟なシナリオ編集。AIの認識度とランニングコスト。
一番の決め手は、シナリオをほぼ自由にカスタマイズできる点でした。
弊社もAIの事業を展開しているため、展示会へリサーチに行った際、偶然、株式会社ソフツーのブースでミライAIを知りました。そこで、体験をさせていただき、他社の電話応対システムとは異なり、AIによる電話番号や名前の認識度が高いこと、またランニングコストが安く、利用可能そうだと認識できたことです。
ミライAIを導入した後、どのような変化がありましたか。
時差のある海外からのお問い合わせも制約なく対応可能に
弊社は海外のソフトウエアAIを開発している企業の製品を日本で展開するのがベースのビジネスモデルとして展開しており、取引先が国内のみならず海外にもございます。そのため、時差がある中で海外からの電話着信も発生します。シナリオは日本語のみなので先方のメッセージは残っていないものの、海外からの入電は認識できるので、海外の新たな取引先にも時間の制約が無く対応もできるようになりました。
ミライAIを特におすすめするとしたらどのような点でしょうか。
テキスト・録音が残り、電話もすぐに折り返しできる
外出や出張が多いため、入電して用件を残してもらった案件に関しては、終話するとともに着信履歴や録音データがこちらへ転送されてくるので、外出先でも確認できて便利です。通常の留守番電話ですとメッセージを聞いてメモを取らなければならないのですが、相手の番号などはテキストで残してもらえますし、データ自体に電話番号がリンクされているので、そこをタップすれば電話がかけられるのは大変便利だと思います。
ミライAIに改善を希望される点、サービスに対するご要望などございましたらお聞かせください。
多言語対応が望まれる
シナリオについて、海外の方からの着信だった場合に、相手の言語を(AIが)認識したらそれに対応する言語やシナリオに切り替えられるようになると(=多言語対応ができると)もっと嬉しいです。現状ですと、着信番号は認識できますが、彼らが何をこちらに伝えたかったのかというところまでは(シナリオが日本語ですと彼らもメッセージを残さないので)認識できないため、英語のシナリオをプラスするだけでも良いなと思います。
(ミライAIを活用した上での)今後の御社の展望をお聞かせください。
ミライAIを活用して海外からの受け口をより拡大したい
弊社は生成AIのクオリティを上げるというソリューションに取り組んでいるのですが、その中でも、ハルシネーション(誤った回答をしてしまう)という、“便利だけれど良くない部分”のクオリティを上げていく、という取り組みがあります。その点においても、海外の新たなスタートアップの技術を国内で更に展開していきたい、という考えがあります。ミライAIの機能を利用して、そういった海外からの受け口をより拡大できれば、取り扱っていく製品や技術も増やせていけると思うので、可能になれば嬉しいです。
株式会社チャネルブリッジ
https://www.ch-bridge.com/